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大理石の物語
【大理石の物語 32】ダビデ像は失敗石だった?ミケランジェロの奇跡
ミケランジェロのダビデ像~「失敗石」から生まれた奇跡 古代ギリシャでは大理石に色を与えたが、 ルネサンスではその素材そのものの美しさが追求された。 ダビデ像は、その象徴ともいえる作品である。 ダビデ像は「失敗石」から始まった ルネサンス期を代... -
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【大理石の物語 31】古代ギリシャ彫刻は白じゃない?色の真実
古代ギリシャ彫刻はカラフルだった古代ギリシャの彫刻や神殿は、実は白ではなくカラフルだった。白い大理石の誤解私たちが思い浮かべる古代ギリシャの神殿や彫像は、純白の大理石が輝く荘厳で清廉な世界だ。しかし、これは大きな誤解である。 アテネのパル... -
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【大理石の物語 30】桃の花が咲く、戦場の山から、フィオル・デ・ペスコという石
「桃の花」という名前の石がある。 フィオル・デ・ペスコ・カルニコ。 イタリア語で「カルニア地方の桃の木の花」。 グレーの地色に白、ピンク、アイボリーの脈が複雑に走り、全体として淡い紫がかった霞のような表情を見せるその模様が、春に咲き乱れる桃... -
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【大理石の物語 29】北極圏の山から平和の舞台へ ノルウェジャン・ローズという石
北極圏の北側に、ピンクの山がある。 ノルウェー北部、ノルラン県ファウスケ。 フィヨルドと雪山に囲まれたこの小さな町の山腹から、4億5000万年以上前に生まれた石が今も切り出されている。 ノルウェジャン・ローズ、淡いピンクから深みのあるバラ色まで... -
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【大理石の物語 28】ジュリエットの墓はロッソマニャボスキという赤い石でできていた
「ロッソ・マニャボスキ」という名前を聞いてもピンとこなくても、「ロッソ・ヴェローナ」と言えばわかる人は多いかもしれない。 同じ山の石だ。 ヴェネト州ヴェローナ県ヴァルポリチェッラの山腹から採れる赤い石灰岩は、ロッソ・ヴェローナ、ロッソ・ア... -
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【大理石の物語 27】マフィアの語源が眠る採掘場、ペルラートシチリアという石
床を歩くとき、その石の下に何が眠っているか、考えたことがあるだろうか。 ミラノ中央駅の床材として。 バチカンのサン・ピエトロ大聖堂の一角として。 カサブランカの巨大モスクの内装として。 世界中の豪華な建物を黙って支えるペルラートシチリアは、... -
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【大理石の物語 26】皇帝には、8つの顔があった、エンペラドールという石の秘密
スペイン南東部、バレンシアとムルシアの州境に広がる山岳地帯。 地中海の太陽が照りつけるこの乾いた大地から、深い褐色の石が採れる。 その名はエンペラドール(Emperador)、スペイン語で「皇帝」を意味する。 磨き上げると、表面に蜘蛛の巣のような白... -
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【大理石の物語 25】クレマ・マーフィル、世界一売れている「大理石」の正体
世界で最も多く売られている大理石の名前を知っているか。 カッラーラではない。カラカッタでもない。ペンテリコンでもない。 クレマ・マーフィルだ。スペイン南東部アリカンテ県の小さな山から掘り出されるベージュの石が、過去50年にわたり世界100か国以... -
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【大理石の物語 24】世界の怒りを受け止めてきた石、ティノス・グリーンと国連の演壇
国連総会のホールに立つリーダーたちは、みな同じ石の前で話す。 演壇の背後に広がる深い緑の大理石。核廃絶を訴えた演説も、戦争の終結を宣言した声明も、気候変動への怒りも、すべてこの石を背景に世界へ届けられた。 その石はエーゲ海の小さな島から来... -
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【大理石の物語 23】2500年間、同じ山から掘り続けているペンテリコンの大理石
パルテノン神殿を建てた石は、アテネの北東17キロにあるペンテリコン山から切り出された。 そして今も、同じ山から石が掘り出されている。 パルテノンの修復工事のために。 2500年前の職人と、今の職人が、同じ山の同じ地層から石を切り出している。 これ... -
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【大理石の物語 22】石ではなく、タイルを選んだ国、ポルトガルとアズレージョの700年
ポルトガルには良質な石灰岩がある。 大理石もある。 それなのに、この国は建物の壁を石で覆わなかった。 タイルで覆った。 なぜ石の国が、タイルを選んだのか。 その答えは、1755年の大地震にある。 だがそこに至るまでに、700年分の旅がある。 「アズレ... -
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【大理石の物語 21】パリは自分の足元を食べて建った、カタコンブと石の番人ロカマット社
パリの美しさには、地下に隠された秘密がある。 ノートルダム大聖堂、ルーヴル美術館、凱旋門、オスマン男爵が19世紀に整備したあの均整のとれたブールヴァール——パリを象徴するほぼすべての建築物は、同じ石でできている。ルテシアン石灰岩、別名「パリ・... -
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【大理石の物語 20】北極圏の石、アルタクォーツサイト 6000年の旅
この石はまず、絵を描くための道具になった。 次に、剣を研ぐための砥石になった。 そして今、パリの地下鉄に敷かれている。 ノルウェー最北の県、フィンマルク。北緯70度を超えるこの土地では、夏になっても太陽が沈まず、冬には何週間も夜が続く。そこに... -
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【大理石の物語 19】カッラーラの白い山、ミケランジェロが歩いた採石場は今も動いている
イタリア・トスカーナ州の海岸を北へ走ると、夏なのに雪をかぶったような白い山々が見えてくる。 雪ではない。山そのものが白いのだ。 カッラーラ。世界で最も有名な大理石の産地。ミケランジェロが足を運び、ロダンが石を選び、今日も世界中の彫刻家が訪... -
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【大理石の物語 18】法隆寺と石、日本の石文化はどこから来たのか
奈良県斑鳩町。世界最古の木造建築、法隆寺の境内に入ると、まず足元が変わる。 土ではなく、石が敷かれている。柱は地面に直接埋まっていない。大きな石の上に乗っている。当たり前のように見えるこの光景が、実は1400年前の日本では革命的だった。 「石...