大理石の物語– category –
-
大理石の物語
【大理石の物語 5】ラオコーン群像が発見された瞬間
1506年1月14日、ローマ。 農夫がブドウ畑を掘っていると、巨大な大理石像が土の中から姿を現した。知らせを受けたミケランジェロは、仕事を投げ出して現場へ駆けつけた。彼がそこで目にしたのは、人類史上最高の彫刻のひとつだった。 ラオコーン群像(バチ... -
大理石の物語
【大理石の物語 4】エルギン・マーブル ~200年越しの石の奪還戦争~
大英博物館の展示室の中で、最も多くの人が足を止める場所がある。「パルテノン・ギャラリー」だ。 そこに並ぶ大理石の彫刻群 エルギン・マーブル は、本来ならアテネのアクロポリスに刻まれているはずだった。 なぜ、ギリシャの石がロンドンにあるのか。... -
大理石の物語
【大理石の物語 3】ヴィーナス・デ・ミロ ~パロス大理石に宿る謎の美神~
ミロス島で発見された奇跡の彫刻 1820年、ギリシャのミロス島。 土の中から現れたのは、腕を失った女神だった。 それが、『ヴィーナス・デ・ミロ』(アフロディーテ像)である。 高さ約2.04m、パロス産の大理石で彫られたヘレニズム期のこの像は、現在もル... -
大理石の物語
【大理石の物語 2】ピサ大聖堂|悪魔の爪痕の正体とは?
ピサ大聖堂|悪魔の傷と中世の伝説 美しい大理石の大聖堂、その柱には「悪魔が刻んだ」と言われる傷が残っています。 柱や壁に残る「黒い傷」の正体 だが、訪れる人を最も驚かせるのは、柱や壁に残る「黒い小さな穴」や傷跡だ。これらは「悪魔の引っかき傷... -
大理石の物語
【大理石の物語 1】真実の口はなぜ人を試す?嘘つきの罰ゲームの正体
真実の口(ボッカ・デラ・ベリタ)~大理石の嘘つき罰ゲーム ローマにある「手を入れると噛み切られる」と言われる石――それが真実の口です。観光客が行列を作るこの場所、実は古代ローマの排水口のフタだった可能性が高いのをご存じでしょうか。大理石が「...